NYに初めて行ったのはちょうど10年前になる。
初めて摩天楼を歩いた時の印象 は「暗い」だった。
周りが高層ビルばかりで、ビルの影がたくさんあるからだ。太陽 が真上にある時以外はたいてい長い影が足下を暗くしている。長いから歩いても歩い
てもなかなか影から出られない。
町中がアートしている。何気ない広告の看板を見ても写真を撮りたくなる。
マクド ナルドも藤田田サイズではなくアメリカンサイズ。
ある日本人の友人は「ハンバー ガーが大きすぎる」と言って残していた。
日本ではマクドナルドのハンバーガーを残 す奴はほとんどいないと思うが・・・。
ケチャップのついた英字新聞がビルの谷間か らの強風に舞っている光景は「アメリカ!」を感じさせてくれた。
マンハッタンに立っていると世界の中心にいるような気になってしまう。
いや実際 世界の中心と言ってもいいのだろう。
全てのモノにおいてここには一流が集まってい るのだから。また一流を目指す者たちが夢を求めて世界中からここにやって来る。 (日本で成功して頂点に立った芸能人が、次なる野望を抱いてやって来るのがここN
Yではないか・・・その多くは成功していないように思うけど)
そのため街全体が エネルギーに満ちあふれているのを感じる。衛星から見るとマンハッタン島がドクン ドクンと鼓動しているのではないかと思うくらいだ。
うーんこれは明らかにHEPファ イブ周辺に漂っている、目指す先がはっきりしないエネルギーとは違うなあ・・・。
(2001/8/21)