The Stone Ageプロデュース公演Vol.2「その時、桜は咲いていた」
2002年7月
31日(水)19:30
8月1日(木)19:30
2日(金)19:30
3日(土)15:30/19:30

日本橋ジャングルインディペンデントシアター

前売1500円/当日1800円


CAST STAFF
緒方晋
坂本顕
中井正樹

【GUEST】
アサダタイキ(笑いと身体だけの関係)
森世まゆみ
植田さとみ(キリンバズウカ)
野上マヤ
佐藤智美(DRC)
斉藤加奈(劇団123)
■脚本 アサダタイキ
坂本顕
鮒田直也
中井正樹
■演出 鮒田直也
■舞台監督 倉橋里実(男女共遊玩具)
■照明 田中真知子
■音響 森達行(クレセントフェイス)
■映像 増田好宏
■宣伝美術 森★直子
■衣装・小道具 水野秦彰(∧-Sura)
■制作協力 山口知子 高木雅代 谷口ミワコ
■製作 The Stone Age
■Special Thanks ジャングルインディペンデントシアター
鳥プロ
大阪シナリオ学校
劇団クレセントフェイス
應典院
明成孝橋美術
Maverick CORE
HUE
空間悠々劇的
DRC
身体と笑いだけの関係
キリンバズウカ
劇団123

他たくさんの皆様

「ある社員の道場日記」〜2002年6月1日(土)晴れ〜

桜女子プロレスに入って今日で丸5年か。
3年辛抱したら仕事楽しくなるからって社長に言われてきたけど、だんだんおもしろなくなってきたな。マジで。
最初の頃はお前の好きなように台本書けっていうてくれたのに、流血と両者リングアウトが社長の方針によって廃止されてから台本書くんがほんましんどなってきた。何で今さら、スポーツライクなプロレスやねん。
それにしても社長、アホなことを決めよったな。
あの柔道女王クーネンとガチンコでアジャキングをやらすなんて。
アホちゃうか。勝ち目なんかあるかい。
あかん、この試合は止めな、アジャキングの商品価値がなくなるわ。
今からでも一応、台本考えて社長を説得しよう。
えっーと、まずアジャキングが練習中にじん帯を損傷、それで試合は不可能となり代役にブラックスナイパーを立てるが謎の白覆面が乱入・・・
うーん、何か俺、乱入パターン好きやな、うーん、どうしよ。
また明日考えよ。
もう今日は街宣カーで慣れん道走ったから疲れたわ・・・


―2002年夏 The Stone Age 鮒田直也―

小さい頃はまだ昭和の時代だった。
テレビでは、超能力番組や UFO番組も花盛りで、そしてプロレス番組もまだゴールデンタイムに中継していた。プロレスラーは最も身近な未確認生物だった。
プロレスラーはその頃、よく血を流していた。
リングの上はいつも犯罪OKの治外法権だった。
何であんなに額から血を流しているのにヘラヘラ笑っているのか。
血が流れているその光景だけで、彼らの世界を信じていた。
やがて、そうした世界は作られているといつしか気付いていった。
わからなかったのは、あらかじめ結末が決められているのになぜ、プロレスラーは闘っているのか。それが不思議だった。しかし、そのことも今では何となく理解できそうではある。
それでも、いつかどこかで作られた世界を打ち破らなければいけないその瞬間が来たら、きっと、彼らは立ち上がっていくだろう。
今回は、女子プロレス団体を舞台にその瞬間に向き合う人達のお話です。


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