真夏の會とは
元クロムモリブデンの役者である夏と、水の会代表の原真、 多くの舞台で活躍する女優冨永茜が結成したユニット。
音響・照明・美術などのスタッフワークは極力シンプルに、 台本、演出、役者だけで、どこまで魅せられるのかを追求。
また、ミニマルな座組故の機動性の高さで、「いつでもどこでも高品質」をコンセプトに作品を製作していく。
専属のスタッフはもちろん、演出家・作家も定めず、公演ごとに演出家・作家、必要ならばゲストとして俳優を招聘し、作品レパートリーを増やしていく。
『エダニク』
とある町にある屠場の研磨室兼休憩所。
規格外の黒豚を解体し続ける職人達の憩いのひとときは、 「屠場一日体験」にやってきた親会社社長の息子の為に崩れ去る。
立ちこめる熱気と臭気。乱れ飛ぶ怒号と気遣い。 「生体」が「物体」と化していく建物の中で繰り広げられる会話は、 拭いきれない臭いをまとっていた・・・。
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