日本の公園と言うと多くは砂地で、しかも手入れが行き届いてないから、不快な雑草が生い茂っていたり、犬畜生の排泄物があったりで、なかなか腰を下ろそうという
気にはなれません。
そこいくとロンドンの公園は多くは芝生で、管理人もいて手入れがすごく行き届いているから、ついつい裸足になって寝転がってみたくなるのです。
地図を見ると分かりますが、ハイドパークなどのでっかい公園以外にも緑の部分がたくさん見られます。
ちょっと歩くと小さい公園、また少し歩くと小さい公園というようにロンドンには無数のちっちゃい公園が散らばっています。ロンドンの公園と言う
と大きなやつばかり注目されがちですが、お気に入りの小さい公園を見つけて読書したり、寝転がってサンドイッチを食べたりするのもいいものです。
英語の教科書によく登場する有名なハイドパークは広すぎてちょっと疲れる感じ。
以前ピーターパンの像を探してウロウロしていた時、30cmくらいの棒が一本地面 に刺して立ててありました。何気なく蹴り倒すと、近くにいた少年たちが何やらブツ
ブツ文句を言い出した。
聞いてみるとこれからクリケットをするために、今やっと棒 を見つけて立てたところだったらしかった。
クリケットをするには棒を立てなければ いけない、ということをその時知ったのでした。
ハイドパークの北東の角にはスピーカーズコーナーという誰が何を発言しても構わない場所があって(日曜のみ)、その一角では台に乗った人々が口々にいろんなこと
を演説しています。
地球の歩き方によると「女王の悪口以外なら何を言ってもOK」と 書いてありますが・・・。
すばらしき言論の自由!
あんな場所は日本にもぜひ欲しい ですね。
大阪城公園で勝手に演説してもいいけど、下手なこと言うと危ないですから ね。(2000 10/8)